新幹線での新型コロナ感染リスクは?

山陽・九州新幹線『さくら』の停車駅や自由席、運行パターンを解説(2020年2月)

さくら号の概要

さくら」は、山陽・九州新幹線の準速達列車に与えられる列車種別です。東海道新幹線でいえば「ひかり」と同格の列車種別ですが、その前身は山陽新幹線の存在感を一気に知らしめた「ひかりレールスター」です。

ひかりレールスターは、一部の例外を除いて、新大阪~博多間を無退避で結びつつ、「のぞみ」の停車しない駅にも停まってサービス向上に努めていましたが、まさに「さくら」も、それを踏襲するかのようなダイヤとなっています。

よって、一部の列車を除き、終点まで後続の列車には抜かされないうえに、外国人観光客向けの「ジャパンレールパス」による予約も「のぞみ」「みずほ」のような制限がかかっていませんので、山陽新幹線で最も混雑する列車種別となっています。

みずほ号については、以下のページをご覧ください。

山陽・九州新幹線『みずほ』の停車駅や自由席、運行パターンを解説(2020年2月)

さくら号の運行パターンと所要時間、所要時間は?

さくら号は、東海道新幹線の「ひかり」のように、いくつかのパターンがあります。まずは、運行パターンから見ていきましょう。

「さくら」の運行パターン

「さくら」は、「みずほ」とあわせて、新大阪~鹿児島中央間を、毎時1~2本の運行というのが基本となっています。

また、新大阪からの直通列車が1本しか乗り入れない時間帯には、博多~鹿児島中央の九州新幹線で完結する「さくら」が1時間に1本程度運転されています。

「さくら」の山陽新幹線内の停車パターン

山陽新幹線内では、新大阪、新神戸、岡山、福山(※)、広島、小倉、博多の主要駅は全列車が停車し、選択停車で、姫路、徳山、新山口、新下関から2駅ほど停車する列車が多くみられます。(※福山には2020年3月14日から全列車が停車)

「さくら」の九州新幹線内の停車パターン

九州新幹線内では、新鳥栖、久留米、熊本、川内、鹿児島中央には全列車が停車します。

久留米~熊本間においては選択停車があり、朝の大阪方面行と、夜の熊本方面行の列車が、筑後船小屋、新大牟田、新玉名のいずれか1駅に停車する列車があります。

熊本~鹿児島中央間では、九州新幹線の各駅停車「つばめ」の運行が少なくなるため、概ね毎時2本の「さくら」のうち、1本は熊本~川内間を無停車で。1本は熊本~川内間を各駅停車で運行されています。

利用する際は、乗車する列車の停車駅について、よく確認する必要があるので注意してください。

「さくら」の所要時間(主要区間)

  • 新大阪~広島 約1時間30分
  • 新大阪~博多 約2時間40分
  • 新大阪~熊本 約3時間20分
  • 新大阪~鹿児島中央 約4時間~4時間20分
  • 広島~熊本 約1時間30分
  • 広島~鹿児島中央 約2時間10分~2時間30分

「さくら」の停車駅(山陽新幹線直通列車のみ)

Shin-Osaka
新大阪
全列車停車
↓約13分
Shin-Kobe
新神戸
全列車停車
↓姫路まで約16分
↓岡山まで約30分
Himeji
姫路
一部列車停車
↓約20分
Okayama
岡山
全列車停車
↓約17分
Fukuyama
福山
一部列車が通過(2020/3/14からは全列車停車)
↓約35分
Hiroshima
広島
全列車停車
↓徳山まで約22分
↓新山口まで約30分
↓新下関まで約42分
↓小倉まで約47分
Tokuyama
徳山
一部列車停車
↓小倉まで約30分
Shin-Yamaguchi
新山口
一部列車停車
↓小倉まで約20分
Shin-Shimonoseki
新下関
一部列車停車
↓小倉まで約9分
Kokura
小倉
全列車停車
↓約16分
Hakata
博多
全列車停車
↓新鳥栖まで約16分
Shin-Tosu
新鳥栖
全列車停車
↓久留米まで約16分
Kurume
久留米
全列車停車
↓筑後船小屋まで約6分
↓新大牟田まで約9分
↓新玉名まで約14分
↓熊本まで約20分
Chikugo-Funagoya
筑後船小屋
一部列車停車
↓熊本まで約16分
Shin-Omuta
新大牟田
一部列車停車
↓熊本まで約14分
Shin-Tosu
新玉名
一部列車停車
↓熊本まで約9分
Kumamoto
熊本
全列車停車
↓新八代まで約11分
↓川内まで約35分
↓鹿児島中央まで約45分
Shin-Yatsushiro
新八代
一部列車停車
↓新水俣まで約12分
Shin-Minamata
新水俣
一部列車停車
↓出水まで約6分
Izumi
出水
一部列車停車
↓川内まで約11分
Sendai
川内
全列車停車
↓約12分
Kagoshima-chuo
鹿児島中央
全列車停車

さくら号の自由席は?

さくら号の自由席は、1号車から3号車です。すべてのさくら号に、自由席が設定されています。1号車は、博多寄りの先頭車となっていますので、博多方面に行く場合は、前から3両。新大阪方面に行く場合は、後ろから3両です。

さくら号は、みずほ号とあわせて新大阪駅が始発の貴重な西行き列車です。新大阪を起点に自由席を狙う場合は、始発列車のため着席可否の判断がしやすい列車となります。

みずほ、さくらに使用されるN700系8両編成の座席数は、1号車が60席、2号車が100席、3号車が80席あるので、おおよそ前から30番目~40番目までであれば、座ることができると思います。

指定席が快適なさくら号

みずほ号と同じくN700系8両編成を用いるさくら号の指定席は、ひかりレールスターの流れを汲んでおり、2列×2列の広いシートとなっています。このため、さくら号に乗車するのであれば、圧倒的に指定席のほうが快適に過ごすことができます。

もし、指定席に空席があって、数百円の出費が構わないのであれば、指定席を使うことを強くおすすめします。新大阪~岡山などの近距離であれば自由席でも構わないと思いますが、1時間以上の乗車であれば、疲労感も全然違うと思います。

ただし、みずほ号の決定的な違いは、「ジャパンレールパス」という、外国人観光客向けの乗車券が使えることです。このため、みずほ号と比べると混雑している傾向にあります。みずほ号が使える区間においては、みずほ号のほうが快適だと言えるでしょう。

新幹線「さくら」についてまとめ

ここまで、山陽・九州新幹線「さくら」について、停車駅や運行パターンについて説明をしてきました。さくら号は、山陽・九州新幹線の準速達列車ですが、速いだけでなく、座席(指定席)のグレードが高く、「のぞみ」とは一味違った快適な旅が楽しめるのも特徴です。そのため、指定席の競争率は高くなりがちなのですが、もし山陽区間に足を伸ばすことがあれば、是非乗車してほしい列車のひとつです。

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