台風19号に伴う新幹線への影響と購入済みのきっぷの変更、払い戻し等の手続きについて

目次

台風19号が発生。10月12日からの3連休に影響する見込み

台風19号の状況と予想される影響

10月11日0時現在、大型で非常に強い台風19号は父島の西南西の海上にあり、北北西へ進んでいます。
現時点では日本列島からはかなり遠い位置にあるのですが、既に北寄りに進路を変えていて、今後12日から13日にかけて。東日本へ接近・上陸する可能性が高まっています。

台風19号は、先日千葉県に大きな被害をもたらした台風15号と似たようなルートを通る可能性が高まっています。また、台風15号と異なるのは、台風19号は大型の台風であるため、強い風・雨をもたらすエリアが広く、15号よりも広い範囲で、台風による影響を受けそうです。

このため、台風19号により、10月12日から13日は、新幹線に大きな影響がでることが予想されており、一部では計画運休の案内も出ています。移動を計画されている方は、今後のJR各社の発表に注意してください。

台風19号による計画運休・各社の払い戻し等の対応状況(10/11 0:00時点)

エクスプレス予約・スマートEX
「重要なお知らせ」が掲示されており、東京~博多間を含む予約については、手数料なしで払い戻しが可能となっています。
JR東海エリア

東海道新幹線(東京~新大阪間)の予約に関して、以下の通り無手数料による払い戻しが案内されています。
また、当日は列車の運休等が発生する可能性があるようです。

参考 ご旅行の見合わせによるきっぷの払いもどしについて【東海道新幹線・在来線】JR東海 参考 台風19号接近に伴う運転計画について【東海道新幹線・在来線】JR東海
JR西日本エリア

山陽新幹線(新大阪~博多間)の予約に関して、以下の通り無手数料による払い戻しが案内されています。
また、当日は列車の運休等が発生する可能性があるようです。

参考 【山陽新幹線】 ご利用見合わせによるきっぷの払戻し・変更JR西日本 参考 【山陽新幹線】 台風 運転取り止めの可能性あり(翌日)JR西日本
JR九州エリア

九州新幹線(博多~鹿児島中央間)の予約に関する案内は掲出されていません。

ただし、山陽新幹線への直通列車に関しては行先変更などが発生することから、旅行を中止する場合は無手数料払い戻しの対象となる可能性があります。山陽新幹線直通の予約を持っており、払い戻しをしたい場合は、最寄りの窓口で相談してみてください。

当ページでも、計画運休等の情報は随時更新を行います。

台風接近時にどのような手続きが必要か?

台風が接近すると、大雨や暴風などの理由により、新幹線が安全に運行できなくなります。このため、JR各社では、台風の状況により列車の運転を判断し、時には列車を運休することがあります。

台風が接近して旅行を中止、あるいは予定を変更する場合は、きっぷを購入した場所に応じて手続きが必要です。台風が接近していたとしても、JR各社から案内が掲出されていない場合、原則、列車は運行するものと考えてください。実は運行していたのに自己判断で払い戻しや変更の手続きを怠ると、一切の返金が受けられなくなる可能性があります。

また、予定を変更する場合も、必ず変更手続きを行う必要があります。後日の列車に勝手に乗車する事はできません。

この記事では、まずどのような手続きがあるかを説明した上で、各パターンの詳細なケースについて説明していきます。

手続きパターン1 払い戻し手続き

旅行を完全に中止する場合は、駅窓口で購入したきっぷは駅窓口で。インターネット購入であれば予約サイトで、購入した乗車券類の払い戻しを行なってください。

払い戻しに係る案内の掲示の有無により、払い戻し手数料が必要かどうかが変わります。

手続きパターン2 変更手続き

旅行を中止するのではなく、予定を変更する場合についても、購入した乗車券類の変更が必要です。

払い戻しに係る案内の掲示の有無により、乗車変更扱いとなるかどうかが変わります。

手続きパターン3 旅行商品の払い戻し、変更

旅行会社で購入した旅行商品(ぷらっとこだまの乗車票)などは、払い戻し等にあたって条件や制約があることがあるので、払い戻しについては必ず旅行会社等に確認するようにしてください。駅では対応ができないことがあります。

払い戻しの期限は事由の発生から1年

台風の影響が本格的に出てきて運休や遅延が頻発している際、新幹線駅はたいてい混乱に陥っていて窓口は長蛇の列ということがほとんどです

よって、JR線の駅窓口で購入した乗車券類の払い戻しは、運休および2時間以上の遅延が発生した日から1年間、JR線のどの駅でも受け付けてくれるので、後日改めて払い戻し手続きをする方がスムーズな可能性があります。

台風の影響が出る前に判断をするケース

主に台風が接近・上陸する前日までに判断するケースとなります。

予定通り乗車する場合

この場合は特に何もする必要はありません。当日に駅で運休となっていることが分かった場合には、旅行中止として無手数料による払い戻しか、別日や別の列車に変更することが可能です。

列車を変更する場合(計画運休および払い戻しの案内が出ていない場合)

台風接近が分かっているので、予め列車を変更する場合です。JRの乗車券や特急券類は、原則として1回に限り、無手数料で別の列車に変更することが可能です。

ただし、変更は変更後の列車の座席に空席がなければ変更することはできません。また、台風が接近しているとはいえ、計画運休などの案内が出ていない場合は、まだ列車の運休等の事実が発生していないため、通常の乗車券・特急券の変更ルールが適用されます。

参考 きっぷの変更JR東日本

列車を変更する場合(計画運休および払い戻しの案内が出ている場合)

予約している列車が計画運休の対象となっている場合は、乗車変更扱いにならずに乗車券類の変更を行うことが可能です。また、通常の乗車変更は一度きりですが、この場合は既に一度変更をしている場合でも、列車の変更が可能です。

払い戻しを行う場合(計画運休および払い戻しの案内が出ていない場合)

台風接近が分かっているので、予約を払い戻しする場合です。

台風が接近しているとはいえ、計画運休の案内が出ていない場合は、列車の運休の事実が発生していないため、通常の乗車券・特急券の払い戻しルールが適用されますので、通常通り手数料を収受しての払い戻しとなります。

また、乗車前日には、指定席の払い戻し手数料は料金の30%となりますので、予定を中止することが明らかなのであれば、2日前までに払い戻しをする事が望ましいです。

参考 きっぷの払いもどしJR東日本

払い戻しを行う場合(計画運休および払い戻しの案内が出ている場合)

予約している列車が計画運休の対象となっている場合は、その時点で無手数料で払戻しを受けることが可能です。

また、列車の変更についても、乗車変更扱いにならずに行うことが可能です。また、1回変更をしている場合でも、列車の変更が可能です。

台風の影響が既に出ているときに判断をするケース

台風の接近・上陸当日に判断するケースです。

列車が運転している場合

予約した列車が予定通り運転している場合は、通常通りの取り扱いとなりますが、運行中に遅延や運転打ち切りが発生する場合があります。

列車の到着が2時間以上遅延した場合や、運転が打ち切りとなった場合は特急料金が払い戻しとなります。(遅延のみであれば、グリーン料金は払い戻しとはなりません)

また、運転打ち切りに伴って出発駅へ戻る場合は、運賃・料金がいずれも払い戻しとなります。ただし、出発駅へ戻らずに、出発駅から到着駅のどこか中間駅で降車する場合は、中間駅までの運賃は必要です。

指定席に乗車していて2時間以上の遅延が発生した場合

指定席の場合、乗車した列車の特定が容易なので、降車駅で自動改札機に通すと、特急券に「遅払証」という赤色の印字がされ、自動改札機から戻ってきます。

この特急券を1年以内にJRの窓口に持っていくと、特急料金の払い戻しが受けられます。

自由席に乗車していて2時間以上の遅延が発生した場合

自由席はどの列車に乗車していたかが分からないので、遅払証印字がされずに自動改札機から出てきません。

その場合、到着駅で払戻し証明を受けておく必要があります。どの列車に乗車したかを着駅で申し出ることで、証明を受けられます。証明を受けた後は、1年以内にJRの窓口で特急料金の払い戻しを受けてください。

参考 事故などの場合JR東日本

列車が遅延している場合

遅延した列車にそのまま乗車する場合は、特に手続きは必要ありません。指定された列車に乗車してください。

到着時刻が2時間以上遅延した場合は、特急料金の払い戻しが受けられますので、前項の遅延が発生した場合に準じた取り扱いとなります。

遅延の影響により、予定より前の列車に乗車したい場合は、駅窓口か車内で申し出てください。空席があれば、空席に案内可能な場合があります。詳しい取り扱いは、駅係員に確認してください。

列車が運休している場合

無手数料での払い戻しか、乗車変更扱いにならずに乗車券類の変更を行うことが可能です。

また、通常の乗車変更は一度きりですが、この場合は既に一度変更をしている場合でも、列車の変更が可能です。

参考 災害などの異常時の取扱いについてJR東海

エクスプレス予約・スマートEXによる予約をしている場合

エクスプレス予約の場合は、きっぷ(IC乗車票含む)を受け取っているかそうでないかで手続きが変わります。また、EXアプリ限定で、6月のアップデートにより、「所定時刻を過ぎた列車の予約」が可能となっています。

これは、遅延が無かった場合には既に発車時刻を過ぎているが、遅延しているために実際はまだ発車していない列車を予約することができる機能です。

きっぷを受け取っていない場合

エクスプレス予約にログインした直後の画面に、緊急のお知らせが掲載されている場合は、特殊取り扱いが行われています。変更・払い戻しは以下参考サイトをを参照してください。

乗車日などを変更する場合

エクスプレス予約は変更回数に制限がないので、通常の変更と同じです。

初回予約日から3か月を過ぎてしまう場合は、払い戻しが必要になります。ただし特殊取り扱い中であれば、無手数料による払い戻しとなります。

払い戻しをする場合

お知らせを参照して取り扱いをしてください。

お知らせが掲載されていない時に払い戻しをすると、通常通りの手数料が必要となるので注意してください

参考 災害などの異常時の取扱いについてJR東海

きっぷ受け取り後の場合

きっぷ受け取り後は、エクスプレス予約からの変更が一切できなくなりので、変更や払い戻しは通常の紙のきっぷに準じた取り扱いとなります。

注意するべきは、エクスプレス予約の場合は、JR東海かJR西日本の窓口でしか取り扱いができません

所定時刻を過ぎた列車の予約について

例を挙げると次のような場合に扱うことが想定されます。

使用することのできる例

新大阪駅にて、山陽新幹線から直通する列車が遅れています。
ダイヤ乱れの影響で、新大阪12:10始発ののぞみ344号は満席となっていますが、60分遅れていて、12:04頃新大阪を発車予定ののぞみ14号には、空席があるようです。しかし今までは、こののぞみ14号は、所定時刻を過ぎていたために予約ができませんでした。EXアプリ限定で、この遅れている「のぞみ14号」の予約ができるようになった、ということです。具体例を以下の通り示します。

現在時刻:12:00
のぞみ14号東京行  所定11:04発 空席・・・○ 遅れ約60分
のぞみ344号東京行 所定12:10発 空席・・・×

初心者さん

うーん、全体のダイヤ上はのぞみ14号は遅れているけど、これが新大阪から東京に向かう先発列車なら予約したいなぁ。
EXアプリなら予約できるぞ。ただし、この機能を使うと、実は遅れていない列車の予約もできてしまうんだ。だから運行状況を確認したうえで予約しないと、本当に行ってしまった列車を予約することになりかねないから注意するんだ。

駅員X

初心者さん

便利なような、少し使いづらいような。遅れてる列車だけ案内してくれればいいのに。
運行状況は以下のサイトから照会できるぞ。

駅員X

参考 東海道・山陽新幹線運行状況JR東海


少しややこしいですが、公式の案内については以下を参照してください。

参考 乗車駅の所定発車時刻を既に過ぎているがまだ乗車駅を発車していない列車を、新規に予約したいJR東海

台風接近時のきっぷの取扱いには注意しましょう

ここまで、台風接近に伴う購入済みの新幹線のきっぷの取り扱いについてまとめてきました。

原則はそのまま乗車することになるのですが、事前に計画運休の案内や、無手数料での払い戻し手続きについての案内が各鉄道会社から発表されますので、ホームページなどで十分に確認したうえで手続きを行うようにしてください。

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