東海道新幹線の下り(東京駅⇒新大阪駅)を利用した場合、新幹線の終電と、その終電から在来線に乗り換えてどこまで行けるのかを紹介します。
乗り換えに自信のない人のために、最終の2本前までも含めてご案内します。(「◆」がついている列車は臨時列車なので、運転日を確認してください)
目次
各駅から新大阪駅までの最終列車について
[最終] 東京21:24発 のぞみ265号新大阪行き ⇒ 新大阪 23:45着
[1本前] 東京21:21発 のぞみ473号新大阪行き◆ ⇒ 新大阪 23:43着
[2本前] 東京21:12発 のぞみ263号新大阪行き ⇒ 新大阪 23:36着
[最終] 品川21:31発 のぞみ265号新大阪行き ⇒ 新大阪 23:45着
[1本前] 品川21:28発 のぞみ473号新大阪行き◆ ⇒ 新大阪 23:43着
[2本前] 品川21:19発 のぞみ263号新大阪行き ⇒ 新大阪 23:36着
[最終] 新横浜21:42発 のぞみ265号新大阪行き ⇒ 新大阪 23:45着
[1本前] 新横浜21:39発 のぞみ473号新大阪行き◆ ⇒ 新大阪 23:43着
[2本前] 新横浜21:31発 のぞみ263号新大阪行き ⇒ 新大阪 23:36着
ひかり665号は日曜日のみ運転(3連休の場合は連休最終日)のため注意!
[最終] 静岡21:27発 ひかり665号新大阪行き◆ ⇒ 新大阪 23:18着
[1本前] 静岡21:21発 こだま755号新大阪行き ⇒ 名古屋 22:35着
名古屋22:40発 のぞみ261号新大阪行き ⇒ 新大阪 23:27着
または 静岡21:21発 こだま755号新大阪行き ⇒ 新大阪 23:39着
[2本前] 静岡21:15発 ひかり663号新大阪行き ⇒ 新大阪 23:12着
ひかり665号は日曜日のみ運転(3連休の場合は連休最終日)のため注意!
[最終] 浜松21:54発 こだま755号新大阪行き ⇒ 名古屋 22:35着
名古屋22:40発 のぞみ261号新大阪行き ⇒新大阪 23:27着
または 浜松21:54発 こだま755号新大阪行き ⇒ 新大阪 23:39着
[1本前] 浜松21:47発 ひかり665号新大阪行き◆ ⇒ 新大阪 23:18着
[2本前] 浜松21:37発 ひかり663号新大阪行き ⇒ 新大阪 23:12着
[最終] 名古屋22:58発 のぞみ265号新大阪行き ⇒ 新大阪 23:45着
[1本前] 名古屋22:55発 のぞみ473号新大阪行き◆ ⇒ 新大阪 23:43着
[2本前] 名古屋22:49発 のぞみ263号新大阪行き ⇒ 新大阪 23:36着
新大阪駅で、最終列車から乗換可能な列車について
乗り換えの所要時間を10分として考えています。
JR京都線(大阪・三ノ宮・姫路方面) 23:55発 [新快速]西明石行
JR京都線(高槻・京都方面) 23:59発 [普通]京都行
JR京都線(高槻・京都方面) 24:05発 [快速]京都行
JRおおさか東線 23:56発 [普通]久宝寺行
新幹線の最終列車から代表的な駅までの乗り換え
新大阪 23:55発 新快速西明石行 ⇒ 大阪 23:58着
新大阪 23:55発 新快速西明石行 ⇒ 三ノ宮 24:22着
新大阪 22:49発 くろしお35号和歌山行 ⇒ 和歌山 23:58着
JR京都線沿線にお住まいの人にとって、帰りの新幹線を新大阪で降りるか、京都で降りるかについては悩むところでしょう。所要時間で見ると概ね高槻駅以東は京都駅まで新幹線を利用する方が良いようです。
ただ、京都線は快速列車も豊富なので、高槻駅以西であっても、新幹線を少しでも手前の京都で降車したら、安くなるのではないか…。と思う方もいると思います。
というわけで、到着駅を高槻駅より少し新大阪寄りの「茨木駅」に設定して、比較検証をしてみます。通常の経路検索をすると、新大阪駅での折り返しが最も適した結果として表示されます。
東京21:24発 のぞみ265号新大阪行き ⇒ 新大阪 23:45
新大阪 23:59発 京都行 ⇒ 茨木 24:12着
運賃 :8910円(東京~新大阪)
運賃:220円※(新大阪~茨木)
自由席特急料金:4960円(東京~新大阪)
合計:14090円
※新大阪からの折り返しなので打ち切りで再計算
東京 21:24発 のぞみ265号新大阪行き ⇒ 京都 23:31
京都 23:58発 大阪行 ⇒ 茨木 24:28着
運賃 :8910円(東京~茨木)
自由席特急料金:4960円(東京~京都)
合計:13870円
京都着のほうが12分余計にかかりますが、新大阪経由よりも金額が大幅に安くなるような差が出ません。
これは、JRの運賃・料金の計算の仕組みによるもので、長距離になればなるほど、運賃の変わる節目のキロ数が長くなるために発生します。つまり、東京~新大阪の乗車券と、東京~茨木の乗車券では、東京~茨木の乗車券のほうが区間は短いのにもかかわらず、同じ運賃の枠に当てはまるためです。
特急料金も同じで、東京~京都間と、東京~新大阪間では、キロ数こそ違いますが、同じ料金が設定されている枠の中に入るため、結局のところの差額としては、新大阪~茨木間の乗車券の運賃分(220円)しか、差が出ないということになります。
基本的には、新幹線を京都で降りても、新大阪から降りても、運賃と料金はあまり変わらないのですが、不幸にして京都~新大阪間で、運賃・料金の節目を迎えてしまう区間がありますので、それを紹介しておきます。
運賃はケースバイケースなので、東海道新幹線の自由席特急料金に着目してみます。
- 新横浜~京都 自由席特急料金:4620円
- 新横浜~新大阪 自由席特急料金:4960円(+340円)
- 三島~京都 自由席特急料金:4180円
- 三島~新大阪 自由席特急料金:4620円(+440円)
- 新富士~京都 自由席特急料金:4180円
- 新富士~新大阪 自由席特急料金:4620円(+440円)
- 掛川~京都 自由席特急料金:3400円
- 掛川~新大阪 自由席特急料金:4170円(+780円)
- 三河安城~京都 自由席特急料金:2530円
- 三河安城~新大阪 自由席特急料金:3400円(+870円)
- 米原~京都 自由席特急料金:990円 ※特定特急料金
- 米原~新大阪 自由席特急料金:2530円(+1540円)
発駅、着駅がこれらの駅(新横浜・三島・新富士・掛川・三河安城・米原)なのであれば、新幹線には京都で乗降した方が金額的にはお得になります。 こうしてみると、近距離では結構差が大きく、特急料金だけでも結構バカにできません。
特に米原~京都間は特定特急料金が適用されるため、通常よりもさらに割安です。特定特急料金については、以下の記事でも解説しています。