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覆面パトカーの追尾に遭遇したものの摘発未遂に終わった件

GWも終わった5/6、高速道路で覆面パトカーによる追尾に遭遇したものの、摘発には至らずというレアケースに遭遇した。赤色灯が光ったにもかかわらず、なぜ摘発されずに済んだのか。それには覆面パトカーによる取り締まりのルールがあるからだというが…。

後ろに突然赤色灯を光らせた覆面パトカーが

5月6日木曜日。世間はコロナ禍のGWを終え、「遊ぶのはダメだけど働け」という国の方針に従って、仕事始めだった人も多いのではないだろうか。そんな中、高速道路で行楽から帰ろうとしている私は非国民か。

ということを考えながら、かどうかは記憶にないが、遅い車を追い越すために追い越し車線へ出て数秒後、それは起こった。

同じように追い越し車線へ出てきた車がバックミラーに映り、その車の頭上には赤色灯が光っているのが見える。

紛れもなく追尾している覆面パトカーだ!やられた・・・。

そう思ってすごすごと走行車線へ速度を落として退避し、仰向けになってやられた犬のポーズよろしく覆面パトの誘導待ちを受ける体制で走っていると、後ろからやってきた覆面パトカーは走行車線へ入ってきたものの、赤色灯をつけたままはるか遠くへと過ぎ去っていった。

しかし、確実に自車に狙いを定めて追尾していたはずだが、いったいなぜ?

自分はなぜ覆面パトカーに摘発されなかったのか

帰宅後、調べてみると「諸説ある」そうで。
今回のケースでは、以下の「説その1」に該当し、「その2」には該当しなかったということか。

説その1:追尾したあとは対象の速度を一定時間計測しなければならない

覆面パトカーが対象となる車を摘発するためには、対象の車の背後につき、等速で300m程度は追尾しなければならないというルールが、インターネット上にはよく見られる。ただ、実際に何m追尾しなければならないかという情報が公になっているわけではないので、参考程度にしてほしい。

だが、これには説得力がある。違反(と思われる行為)を現認されたからといって、即座にアウトになるわけではないというのは、今回の体験でよく分かった。

おそらく、一時的に追尾はされたものの、背後の覆面にすぐに気づいて走行車線に戻り減速したことで、一定時間の速度計測をすることができなかったため、それ以上の追跡を諦め、次の獲物を探しに行ったと考えれば説明がつくだろう。

説その2:横を追い抜くと追尾せずとも摘発される

しかし、追尾しなくても摘発されるケースもあるそうで、覆面パトカーの横を追い抜いていくと御用となるらしい。理屈は簡単で、制限速度いっぱいで走っている覆面を抜いていく車は、漏れなく違反車である。ということだ。

ただ、こちらは割と意見が割れており、そもそも覆面パトも含めて、車載の速度メーターには10%程度の誤差があるのだから、メーター読みギリギリ超えているくらいでは摘発されず、15㎞/hオーバーまでは大丈夫とかいうものも見られる。なるほど一理ある。

ただ、それらしき車に対して追い抜きをかけるときは、用心に越したことはないだろう。いつどんな違反により摘発されるか分かったものではない。

速度で違反していなかったとしても、追い越し車線を長いこと走行すると「通行帯違反」となるし、車線変更時にウインカーで合図をしなければならないが、動作に不備があると「合図不履行」の違反になる。

覆面パトカーを追い抜くということは、以降は突き放すことができず後ろに張り付けておくことになるので、原則として追い抜かないか、他のチャレンジャーの様子を見ながらにするほうが良いだろう。

そもそも覆面はどこから現れて追尾してきたのか

覆面の出やすいポイントについて

一応、年間でそれなりの距離を高速走行することがある身として、覆面パトカーの出没しそう・出現頻度の高そうな以下のポイントというのは抑えたつもりではあるのだが、今回ははっきり言って予想外の出現であった。

  • インターの合流部
  • SA/PAの合流部
  • 高速隊(高速道路交通警察隊)の基地付近
  • 大型トラックの前後

これらのポイントを抑えたうえで、インター間の距離のある区間であり、覆面らしき車の合流も見ていなければ、追い抜いた記憶もないので、可能性があるとすれば、後ろから制限速度以上で追ってきたということである。片側2車線区間のため、追い抜く車は必ず確認している。

「緊急走行」していない覆面パトは速度違反してもいいのか

後ろから追ってきた可能性を第一に考えていて思ったのが、赤色灯とサイレンを鳴らしていない、いわゆる「緊急走行」していない状態での覆面パトカーは、一般の車両と同じ制限速度が適用されるのではないかということだ。

これは結論から言えば、赤色灯のみ点灯させていれば「違反ではない」が、赤色灯もサイレンもいずれも無い場合は明確に「違反」であるといえる。以下、道路交通法施行令の第14条であるが、以下のように書かれている。

末尾部分を要約すると、違反車両を取り締まる場合に必要である場合は、「サイレンを鳴らすことを要しない」とあるので、制限速度を超過して走行する場合は、サイレンは不要でも赤色灯は必要である。

前条第一項に規定する自動車は、緊急の用務のため運転するときは、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定(道路運送車両法の規定が適用されない自衛隊用自動車については、自衛隊法第百十四条第二項の規定による防衛大臣の定め。以下「車両の保安基準に関する規定」という。)により設けられるサイレンを鳴らし、かつ、赤色の警光灯をつけなければならない。ただし、警察用自動車が法第二十二条の規定に違反する車両又は路面電車(以下「車両等」という。)を取り締まる場合において、特に必要があると認めるときは、サイレンを鳴らすことを要しない。

道路交通法施行令 第十四条

件の覆面パトカーが、後ろから一般車両に扮して追尾してきたなら明確に交通違反だ

つまり、今回のケースでは、途中での合流は考えにくい場所なので、後ろから赤色灯もサイレンもなく走行してきたと考えるのが、状況としては自然であるといえる。あまり褒められたことではないが、当該地点は時速80㎞制限の区間であるが、私の車はもしかすると少しオーバー気味に走行していたかもしれない。にもかかわらず、緊急走行をしていないはずの覆面パトカーが追いついてくるということは、覆面パトカー自体が速度違反をしていたことに他ならないのではないだろうか。さすがに赤灯がついていれば、もっと早い段階で気が付くだろう。

今回は摘発されずに済んだが、皆様も覆面パトカーにはご注意を

ここまで調べてみて、警察も違反してるんじゃないかとも思えてきたが、仮に摘発されていたとして、それを指摘したところでこちら側でそれを立証することは難しいだろう。

結局のところ、安全運転をするということは大前提として、捕まらないように動くしかないということだ。

しかし、高速道路の80㎞/h制限は、正直高速隊の点数稼ぎのためにあるのでは?とすら思えてくる。

今回も追尾されたのは80㎞/h制限の区間だったが、中国道の山間部のような激坂地帯ならともかく、ちょっとカーブがある程度の区間でも高速道路はすぐに80㎞/h制限となってしまうため、それまでの100㎞/h制限と同じ感覚で走っていると、あっという間に20㎞/h超過となってしまう。

自動車で頑張って移動して交通費を浮かせたと思ったら、反則金+違反点数で折角のゴールド免許を失ってしまったら大損だ。皆様も安全運転に心掛けるとともに、覆面パトカーにはくれぐれも注意してほしい。

不幸にして後ろで赤色灯を焚かれてしまったら、この記事を思い出して摘発される前に速度を落とし、安全確認したうえで違う車線に逃れられれば、そのまま警告だけで去って行くかもしれない。

そもそも、覆面パトカーの役目としては、違反車を泳がせて摘発することではなく、今回のようにある程度「警告」の猶予を与え、ドライバーを戒める事が目的であるようにも思う。今回の警察官が愚直にルールを守ったと言うだけでそのような意識があったかは定かではないが、切符を切らずとも、ある程度の効果は出せるのは無いかと思った次第である。

特に一時停止違反などを、「完全に止まっていない」などという理由でセコセコ取り締まって反感を買う警察よりは、よっぽど今回のケースのほうがドライバーに対して安全運転の意識付けができるのではないかと感じた次第である。

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