山陽道の渋滞を避けて移動するなら中国道という選択(後編2 三次東JCT~神戸JCT)

前回に引き続き、帰省ラッシュのシーズンなのにガラガラで快適な中国自動車道を三次東JCTから東へ走っていく。下関IC~三次東JCTは、以下のページでご紹介している。

山陽道の渋滞を避けて移動するなら中国道という選択(後編1 下関IC~三次東JCT)

三次東JCT~北房JCT

三次東JCTから北房JCTまでの区間は、交通の主流から外れた区間であるため、庄原市や新見市の都市間移動が主流と思われる。とはいえ、山口~広島区間よりは通過する車も多いようで、この区間にあるサービスエリア(七塚原SA、大佐SA) は、いずれもガソリンスタンドが設置されている。
そして、何より 、この区間にはかの有名な「高速自動車国道で片道2車線道路なのに60㎞/h規制」という、現在では信じられないような規格の道路が存在する。また、R250という他の高速道路では見られないレベルの急カーブがいくつも存在し、中国道の真髄を見せつけられる区間である。

中国自動車道の風景(対面通行)
三次東JCTを過ぎたところでリニューアル工事をしていた。
七塚原SA入口
七塚原SA
中国自動車道の風景 帝釈峡1
庄原ICを過ぎると本格的な山岳高速となる。
中国自動車道の風景 R250カーブ
中国道 最急カーブR250
北房JCTにかけてこれがたくさん存在する。
中国自動車道の風景 R295カーブ
右へのR250を超えたら次は左にR295
往復ビンタである。
中国自動車道 見通しの良いR250
ここもR250
見通しが良い箇所なのでいかに急カーブかがよくわかる。
帝釈峡PAまで1km
帝釈峡まで1キロ
中国道で最も急カーブが続く区間。
中国自動車道 岡山県
岡山県へと入る。
中国自動車道 60km制限区間
ここから60km/h規制区間
60km規制区間
とは言え、帝釈峡区間のほうがえげつない気がする。
警察の管轄の違いのためだろうか?
過疎の中国道
まるで山口~広島区間のような風景
大佐SAまで2km
大佐SAまで2キロ。
中国道 大佐SA手前のR250
サービスエリアというオアシスをチラつかせておいて
いきなりのR250が来るのが中国道。
大佐SA入口
大佐SA
北房IC
北房IC
ちなみに、60km規制はこの直前でしれっと解除される。
北房JCTまで1km
北房JCT。岡山道と分岐する。
北房JCT分岐
ここから落合JCTまでは、岡山~山陰の間のメインルートとなる。

中国道のSAその4:七塚原サービスエリア

七塚原SAは、三次東JCTの少し東に位置するサービスエリアである。ここは、スナックコーナーではなく、レストランが設置されているエリアである。ただ、レストランがスナックコーナーの役割を担っている。と言っても差し支えないだろう。一般的なPAに、ガソリンスタンドの付いたエリア規模という感じである。このエリア、非常に残念なのが、すぐ西側に三次東JCTがあるため、松江道の開通による広島~松江間の交通量の多い区間から、若干外れてしまうのだ。お隣の江の川PAが機能を拡張したのが、松江道の開通が契機だったので、なんとも皮肉なものだ。仮に両者の施設が逆なら・・・と思わざるを得ない。
仮に広島~松江の主流に位置していれば、24時間売店が営業するエリアとなれたのではなかろうか。

参考 生もみじ|商品情報|にしき堂にしき堂
七塚原SA
七塚原SA

完全に個人的な話になるが、安佐SAでにしき堂の生もみじを買い忘れたので、七塚原ならあるだろうと思って寄ってみたら、無いという事が判明して絶望する。広島県のエリアなのに!

七塚原SA 駐車場
駐車場には余裕がある。
七塚原SA りんごソフト
りんごソフト。350円。
甘酸っぱいりんごの味が爽やか。夏にピッタリ。
七塚原SA ガソリンスタンド
給油所がある。上り下りとも24時間営業のようだ。

中国道のSAその4:大佐サービスエリア

大佐SAは、新見~北房ICの60㎞規制区間にあり、西から来ると、北房JCTの手前にあるエリアである。施設として、七塚原と同じく、レストラン、ショッピングコーナー、ガソリンスタンドがあり、一通りサービスエリアの機能は有している。ただし、ガソリンスタンドは24時間営業ではないため、注意が必要だ。
そして、こちらも七塚原と同じく、岡山道~米子道の連絡を行う区間に存在していれば、利用する車はかなり増えただろう。また、一つ先の真庭PAには、岡山道~米子道の乗継区間であるがゆえに、パーキングエリアにスナックコーナーなどの有人施設が現存している。

大佐SA
大佐SA
大佐SA 駐車場
大阪まで200キロ程度だが車は少ない
大佐SA にしき堂の看板
施設の入り口に…生もみじ!?
大佐SAで販売されているにしき堂の生もみじ
七塚原に無く、大佐にある謎。でも良かった。

生もみじ、勿論買って帰りました。エリアの売り上げにも貢献。

北房JCT~神戸JCT

落合JCTまで500m
落合JCT。米子道と分岐する。
落合JCT 分岐
米子道への流出も多いが、米子道からの流入も多い。
中国道 津山市街地
津山市に入る。右側にはいつ以来かに見える集合住宅。
勝央SAまで1km
勝央SAまで1キロ。
勝央SA入口
勝央SA。読み方は「しょうおう」。
間違っても「カツオ」ではない。
中国道 岡山~兵庫県境
兵庫県境に向けてやや険しいカーブもある。
中国道 作用付近
R300級のカーブは減るがアップダウンは結構ある。
作用JCTまで500m
佐用JCT。鳥取自動車と分岐する。
作用JCT 分岐
佐用JCT。ここでの流出入は落合JCT程ではない。
中国道 気持ちの良い青空
素晴らしい天気。いつまでも走りたいような道路。
福崎ICまで1km
福崎IC。播但道とのJCTも兼ねる。
そしてかなり車が増えてきている。
加西SAまで1km
加西SAまで1キロ。
加西SA入口
加西SA
加東 多可
よく話題になっている「Kato Taka」
吉川JCTまで1km
吉川JCTまで1キロ
2車線とも車が多い。
渋滞情報
最新式のフルカラーLED表示板。
吉川JCT 分岐
吉川JCT
中国道側の案内板だけボロボロ。
神戸JCT ルート選択
神戸JCTまで2キロ
新名神が開通して便利になった。
神戸JCT 高槻までの案内
だいたいは新名神経由が速いだろう。
神戸JCTまで1.2km
新名神側は「京都・名古屋」ではダメだったのだろうか。
神戸JCT
さようなら中国道。
走りやすい新名神
おまけ:新名神
中国道から流入すると、未来を感じる。

中国道のSAその5:勝央サービスエリア

西から来ると、津山ICを過ぎた箇所にあるサービスエリア。ここまで来ると、さすがにお盆シーズンなのでかなり駐車場は混雑していた。施設もそこまで大きいとは言えないが、これ以東、サービスエリアは全て24時間営業となる。食事も買い物も給油も24時間可能となるのは、心強い。

勝央SA
勝央SA
勝央SAのふれあい市場
果物の屋台が出ていた。
勝央SA 休憩所
こんな「休憩所」なんて最近のエリアではすっかり見なくなった。
勝央SA 駐車場
駐車場は混雑していた。警備員が誘導している。

中国道のSAその6:加西サービスエリア

大阪まで100キロを切り、西宮名塩サービスエリアが完成する前は、大阪に入る前の最後のサービスエリアだったらしい加西サービスエリア。 ここまで来ると、いわゆる「普通のサービスエリア」である。お盆時期なので非常に混雑しており、さっさと退散してしまった。鳥取道から来るとまともな休憩施設がここなので、寄らざるを得ない事も多いのだろう。

加西SA
加西SA
加西SA 駐車場
駐車マスはぎっしり。

総括:中国自動車道は渋滞しなかった

下関ICから神戸JCTまで、中国自動車道をひたすら走ってきたが、一切渋滞することはなく、スムーズに走行することができた。アップダウンや急カーブはあるものの、交通量が少ないため、さほど脅威にはならない。というのが実走しての感想である。アップダウンや急カーブは、交通量が多ければそれだけ事故を誘発するため、交通量の多い下関IC~山口JCTでは、重大な事故がよく発生しているものの、閑散区間に入れば、他の車はほとんどいないため、道路状況にだけ集中できる。混んでいてトラックも多い山陽道を気を遣いながら走行することと比較すれば、さほど大きな問題ではないだろう。何より、渋滞しないということは、到着時間が読みやすいというメリットがある。
世の中では、中国自動車道と山陽自動車道を比較したとき、ほとんどが山陽道を推奨している。しかし、せっかく2本の高速道路が東西へ伸びているのだから、今回の記事を見て、片道だけでも中国道にトライしてくれる方がいれば幸いだ。知らずに通ると確かに驚きのある高速道路の路線であることに間違いないが、事前にこのようなものだということを知っていれば、恐れるに足らないだろう。

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