2019年お盆休みの新幹線指定席予約状況の調査（2019年8月7日現在）

2019年のお盆休み期間（8月10日～8月18日）は、カレンダーにも恵まれ、 最長9連休を取得する人も多いのではないでしょうか。また、カレンダー通り＋お盆（13日～15日）という場合でも6連休の取得が可能で、この期間に新幹線を使って遠くへ行く人は多くなることが予想されます。今年のお盆休みの帰省ラッシュの傾向と状況について考察をしてみました。

帰省ラッシュに関する考察（行き：大都市圏→地方）

長期連休となるため、分散傾向ではありますが依然として連休初日（8月10日）に集中する傾向にあります。 9連休となる人も、カレンダー通りの休日となる人も、この日から一斉に休暇開始となるため、8月10日は非常に混雑することが指定席の予約状況からも予想されます。8月10日の混雑状況についてですが、8月4日現在では、東京⇒新大阪間では、始発～16時台までの普通車指定席が満席ですが、それ以降の時間帯は比較的空席が目立ちます。

空席のある時間まとめ（8/10-11）8/7 21:30時点

乗継なしの最短時間で目的地まで到達できる列車のみを確認しています。空席状況は以下のサイトで確認しています。また、山陽新幹線内は、「のぞみ」に空席があっても、「みずほ」「さくら」には空席がないことがありますが、同じ時間帯に「のぞみ」が空席であれば、空席ありと判断しています。

参考 JR CYBER STATIONJRシステム

下り主要区間の状況（長距離区間）

8月10日の指定席は、東京発17時頃までほぼ満席となっています。17時以降であれば空席があるので、時差での移動を検討してみてください。

下り主要区間の状況（短距離区間）

東京⇒名古屋間に関してはほぼ満席ですが、名古屋～新大阪および新大阪～岡山に関しては、のぞみ号は満席が多いものの各駅停車タイプのひかり号を中心に空席がありますので、そちらの利用も検討してください。

Ｕターンラッシュに関する考察（帰り：地方→大都市圏）

長期連休であり、かつ15日で休みが終わる人と、18日まで休みの人に分かれます。このため、Uターンラッシュについては、かなり分散傾向になるものと予想されます。Ｕターンラッシュのピークは8/15と予想しますが、例年よりも特定の日に偏った混雑は緩和すると思われます。例年、8月15日の指定席は争奪戦の様相ですが、今年は比較的余裕がみられます。

空席のある時間まとめ（8/15,17,18）8/4 8:15時点

上り主要区間の状況（長距離区間）

上り主要区間の状況（短距離区間）

今後も指定席の予約状況は随時監視をしていく予定ですが、今のところＵターンラッシュの指定席に関しては、例年と比べ平和な状況です。
直前になってくると満席の便は当然増えますので、計画的に指定席を取るようにしましょう。