新型コロナウイルスの影響によりきっぷを払い戻したい場合の対応について

東海道新幹線から東北新幹線や上越・北陸新幹線へ乗り換える場合の所要時間と注意点など

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東海道新幹線と東北新幹線の乗り換えは注意事項がたくさん

東海道新幹線と東北新幹線(含む上越・北陸の各新幹線)を乗り継ぐ場合、必ず東京駅で乗り換える事になりますが、この2つの路線を乗り換える場合には、東海道・山陽新幹線内で乗り継ぐ場合と比較して、注意すべきことがあるので、ここでまとめて紹介しておきます。

注意点まとめ
  • 東京駅で必ず特急券は分断される
  • 一応「乗り換え改札」はあるが…
  • ICサービスで「新幹線を直接」乗り継ぐことはできない
  • 所要時間は発券を伴わない場合でも5分~10分は必要
  • 東京駅で発券を伴うなら最低15分は必要

これらについて、記事の内容で詳しく説明していきます。

東京駅で必ず特急券は分断される

東海道新幹線⇔東北新幹線で通しの特急券は購入できない

東京駅で東海道新幹線と東北新幹線を乗り継ぐ場合、特急券を通しで購入することはできません。必ず2枚に分割されます。

これは、新幹線の料金が「三角表」に定められている通りとなっており、三角表そのものが東海道~東北の乗継を考慮していないものと思われます。そもそも、東京駅をまたいで利用する乗客は、新幹線の利用客数の絶対数から見たら少ないと思われるため、あえて通しの料金を設定していないのでしょう、

乗車券は1枚だが、特急券は2枚になる。

東京駅での新幹線乗り換え改札には特に注意

必ずいずれかの「乗り換え改札」を通らなければならない

東海道新幹線と東北新幹線との乗り換えに際しては、同一改札内で乗り換え可能な東海道新幹線と山陽新幹線とは異なり、改札が完全に分かれているので、乗り換えにあたっては必ず乗り換え改札を1度以上通る必要があります。

以上、と書いたのには、東京駅まで到達したときの状況により、新幹線乗り換え改札を通るだけで良いか、もしくは在来線側に一度出場しなければならないかどうかが変わるためです。

ケース別の新幹線乗り換え改札の通過方法について

ケース1:乗車する駅で、すべて「紙のきっぷ」を準備している場合

以下のきっぷを全て紙で所持しているのであれば、東京駅の新幹線乗り換え改札を通過できます。逆に、どれか1つでも紙で持っておらずICによる乗車をしていたり、予約したきっぷが未発券の状態であれば、新幹線乗り換え改札は通過できません。

乗り換え改札をそのまま通れるパターン

  • 名古屋⇒仙台の乗車券
  • 名古屋⇒東京の特急券(東海道新幹線)
  • 東京⇒仙台の特急券(東北新幹線)

具体的な改札の通過方法ですが、名古屋駅では名古屋⇒仙台の乗車券と、名古屋⇒東京の特急券を自動改札に投入して東海道新幹線に乗車。東京駅で下車後、新幹線乗り換え改札で、仙台までの乗車券、東京まで特急券、仙台までの特急券を投入してください。 仙台までの乗車券と特急券のみが改札機から出てきますので必ず受け取りましょう。

東京駅の新幹線乗り換え改札

ケース1の所要時間について

東海道新幹線の下車から東北新幹線の乗車まで約5分。混雑時は約10分。

ケース2:乗車時点で一部のきっぷが「未発券」の状態

新幹線に乗車する時点で、一部のきっぷが「未発券」で、紙の状態で持っていないのであれば、新幹線乗り換え改札は通過できません。

例えば、名古屋から仙台に行きたい場合で、名古屋からの乗車に必要なきっぷは名古屋で発券できますが、東京~仙台間を「えきねっと」で予約していて発券できない場合などです。JR東海エリアでは「えきねっと」の予約は受け取れませんので、JR東日本のエリア(東京駅でも東日本の管轄する窓口や券売機である必要がある)で受け取らなければなりません。

乗り換え改札を通過できないパターン①

  • 名古屋⇒仙台の乗車券
  • 名古屋⇒東京のe特急券(東海道新幹線)
  • 東京⇒仙台の特急券(えきねっと予約・未発券)

この場合の具体的な改札の通過方法ですが、名古屋駅では名古屋⇒仙台の乗車券と、名古屋⇒東京の特急券を自動改札に投入して東海道新幹線に乗車。東京駅で下車後、在来線乗り換え改札口に仙台までの乗車券と東京までのe特急券を通します。

仙台までの乗車券のみが改札機から出るので、受け取って在来線の改札内へと出場します。その後、JR東日本の窓口もしくは券売機で、えきねっと予約の特急券を発券したら、仙台までの乗車券とともに在来線⇔東北新幹線の乗り換え改札を通過してください。

ケース2の所要時間について

東海道新幹線の下車から在来線側出場:約3分
東北新幹線のきっぷの発券:約3分(待ちがない場合)
東北新幹線ホームへの移動:約3分

並び列などの状態にもよるため、安全を見るなら15分程度は必要でしょう。繁忙期であれば30分程度見てもよいかもしれません。

ケース3:EX-ICやスマートEX、新幹線eチケットサービスを利用する場合

東海道新幹線の「EX-IC」や「スマートEX」。東北・上越・北陸新幹線の「新幹線eチケットサービス」を利用する場合、新幹線乗り換え改札機は通過できません。

この場合も一旦在来線エリアに出場し、改めて乗継先の新幹線改札内に入場する必要があります。また、気を付けないといけないのが、在来線エリアに出場する場合、EX-ICカードとは別の交通系ICカードに、初乗り相当金額以上の残額がないと、在来線エリアに出場できません。東海道新幹線の改札内にあるチャージ機でチャージが必要です。(新幹線に乗り継いだ場合、カード残高は引かれません)

新幹線eチケットサービスを利用するのであれば、それで利用するICカードにチャージしておきましょう。

乗り換え改札を通過できないパターン②

  • 名古屋⇒東京(東海道新幹線EX-ICサービス)
  • 東京⇒仙台(東北新幹線 新幹線eチケットサービス)
  • ※どちらか一方のみが紙の場合でも通過不可

具体的な改札の通過方法ですが、名古屋駅ではEX-ICカードをタッチして東海道新幹線に乗車。東京駅で下車後、在来線乗り換え改札からEX-ICカードと新幹線eチケットサービスに登録したICカード等を重ねてタッチして出場し、改めて在来線⇔東北新幹線との乗り換え改札を、新幹線eチケットサービスに登録した交通系ICカードでタッチして入場します。

新幹線乗り換え改札は「紙の切符」のみ対応しており、
EX-ICなどは通過できないことが書かれている。

ケース3の所要時間について

東海道新幹線の下車から在来線側出場:約3分
東北新幹線ホームへの移動:約3分

繁忙期であれば+5分は見ておきましょう。

同じ新幹線なのに系統が違うとここまで面倒

ここまで見てきた通り、東海道新幹線と東北・上越・北陸新幹線の乗り換えは、一癖も二癖もあり、特に「スマートEX」や「新幹線eチケットサービス」といった、気軽に使えるIC乗車がライトユーザーの方にも浸透しつつあるため、ICが全く通過できない新幹線乗り換え改札はいわゆる「初見殺し」状態になっています。

東海道・山陽・九州新幹線の系統や、東北・上越・北陸新幹線で完結する利用しかしない人にとっては、そもそも新幹線同士で乗り換え改札を通る必要もないことから、予めこのような乗り換えがあることを理解せずに列車の予約をしてしまい、乗り換えに間に合わない。というケースもあるかと思います。

この記事を読んで頂いた方は大丈夫かと思いますが、東海道新幹線と東北・上越・北陸新幹線の乗り換えには、くれぐれも時間に余裕をもって計画するようにしてください。

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